2023年4月18日

　鳥取県米子市啓成公民館で4月18日、「令和5年度啓成がくゆう会」が始まりました。第1回のテーマは健康講座「笑いは人生の宝」、講師は六代目桂文吾さんです。講演で桂文吾さんは「ストレスがたまると交感神経が刺激され人間はおかしくなる」「笑うことでたくさんの酸素を吸い込み副交感神経が刺激され頭がすっきりする」「心底から笑うこと、薄笑いはダメですぞ」と笑いを交えながら訴えていました。
　そして「２、３秒かけて鼻でおなかのなかに酸素を入れ、大きく開けた口から吐き出す、５、６回やればすっきりする」これを「腹式ならぬ笑福式呼吸と言う。誰が考案したかと聞かれれば六代目桂文吾とお答えください」と笑わせていました。「鏡を見ながら最高の笑顔」でするのがポイントだそうです。
　その後の高座は桂文吾さんお得意の酒呑みの一席。巧みな話芸と仕草に集まった65名のみなさんは大爆笑、割れんばかりの拍手でした。続けて吉幾三の歌で踊り「男酔い」を披露しました。「笑いは健康のもと、くよくよせずに大いに笑いましょう」と呼びかけお開きとなりました。桂文吾さんは85歳ですが、「声の張りはさすがプロの落語家、笑いで元気をもらいました」と、大満足の講座となりました。
　写真の説明：桂文吾さんの講演、高座、踊りの様子。がくゆう会参加者に配られた手引きです。