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境港漁業を語る   境港楽習会

2022年9月08日

 境港楽習会(代表定岡敏行さん)の郷土・境港の再発見「境港楽」連続講座が9月8日、境港市老人福祉センターでありました。今年度3回目のテーマは「山陰漁業の変遷―境港漁業を中心に」、講師は元境港水産振興協会副会長米村健治さんです。
 米村さんは島根県美保関出身、漁師になるべく育てられ水産高校を卒業します。ところが兄の勧めで大手商船会社に就職します。その後一般社団法人大日本水産会にかわり日本の水産業発展のための事業や国に対する予算要望等広く漁業の振興に携わりました。
 その後、「境港漁業の発展のために」と境港の漁業会社社長から声をかけられ昭和54年以降、一般社団法人境港水産振興協会を中心に山陰の漁業を支えてきました。
 米村さんは境港の漁獲年次表を見ながら「漁業は海のご機嫌で左右される」「いわしが境港の漁業を支えてきた」「昭和57年に始まったくろまぐろ漁、当時は大冒険であったが大きな柱に育った」など、約50年の歴史を振り返りました。
 定岡代表から「胸に響くお話を伺えた」、集まった市民のみなさんからは地元漁業の話を聞き「興味深いお話」「漁業の理解が進んだ」と感想を述べられていました。

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