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竹林整備と竹飯ごう炊飯体験   NPO里山地域研究会

2021年8月21日

 NPO里山地域研究会主催の「みささ青空体験塾」が、8月21日三朝町若宮の竹林と桜づつみ中の島公園で開催されました。
 NPO里山地域研究会は、毎月さまざまな体験を通して三朝町のすばらしさを伝えるため、自然とのふれあい事業を実施しています。
 三朝町文化ホールに集合、バスで三朝町若宮の竹林に向かいます。まず、「孟宗竹は伐採等の管理をしないと杉の木とこすれて木材としての価値が損なわれること、風により倒れた竹が地面を覆い災害をおこす危険があり、森林環境保全税をつかって定期的に管理をしている」ことや、「本来はタケノコの段階で取るのがいいが手が回らず、今回のように大きな竹を切ることも管理の一手法として体験してもらいたい」と研究会から説明がありました。
 4、5人の子どもが代表してのこぎりで挑戦しますが、安全を確保するためにまず倒れる方向に切り込みを入れ、次に反対側を切ることを教わりました。みんなゆっくりていねいに作業をしていました。この切った竹は、この後カレーを食べるときのコップにします。参加した子どもたち全員が自分で作ります。
 その後バスで桜づつみ中の島公園に移動し昼食の準備です。まずはコップづくりです。研究会の皆さんやお父さんお母さんに手伝ってもらい上手にできました。コップには自分の名前を彫ってもらいました。
 次に米を研ぎ、竹の飯ごうで炊飯です。「昔はこれで火をおこしとっただぞ」と話をききながら乾燥した杉の枝に火をつける作業を子どもたちはこわごわと体験していました。
 同研究会のお母さん方が作ったカレーと自分たちで炊いたご飯を、2メートル弱の竹の器に盛りつけます。今日一日の体験を話しながら、声をはずませおいしくいただきました。

見守るNPO里山地域研究会のみなさん

手伝ってもらいながら

竹の飯ごうで炊飯

竹の器でいただきます

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