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丁寧に気持ちをつたえる    西垣小夜子さん 

2021年7月20日

 湯梨浜町の青少年の家で7月20日に「ワンポイント実用ペン字教室」が開催され、西垣小夜子さん(日本教育書道研究会漢字師範)がきれいな字を書くコツを指導しました。
 教室では、まず鉛筆の持ち方から指導されました。西垣さんは、お箸をの持ち方を例に割りばしを使って正しい鉛筆の持ち方を実演しながら伝えました。参加者のみなさんも配布された割りばしで正しい持ち方を実践しました。力を入れすぎないのがポイントのようです。
 教室ではまず自分の名前を練習しました。参加者それぞれに西垣さんの書いた手本が配布され、それを見ながら練習です。みなさん黙々と鉛筆をはしらせました。そのあと手紙の書き方についての指導もありました。この日は季節柄、暑中お見舞いの手紙について練習しました。はじめはロール紙を使い、西垣さんの見本を写して練習します。みなさん集中して取り組まれ、教室の終了時間を過ぎても何名かの参加者は練習を続けていました。感想を伺うと、「あっという間の時間でした。字を書くのは久しぶりで、見本通りに書こうとするけれど、自分の癖がでてしまう」や「緊張してしまいうまく書けなかった」などの声が聞かれ、きれいな字を習得するのはなかなか難しいようです。
西垣さんにきれいな字を書くコツを伺うと、字の形を意識して書くと整った文章が書けるそうで、いつも書いている文字でも一文字一文字どのような形かよく字を見ながら書くことが大事だそうです。
コロナ禍の今、なかなか遠方の親戚や友人に会うことは難しい状況で会いたくても会えない人もいます。そのようななかだからこそ時間をかけてきれいな字で手紙を書いて丁寧に気持ちを届けるのもよいのではないでしょうか。

西垣小夜子さん

指導する西垣さん

教室の様子

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