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音読と英語とコーラスで元気になる     かめの泉

2021年6月29日

 6月29日、倉吉福祉センターで、かめの泉主催の音読と英語、コーラスを楽しむ会が開催されました。かめの泉は、甕(かめ)から泉のように元気が湧きだすように名付けられた名称です。
 毎月1回開催されているこの会では音読と英語、コーラスを楽しみます。まず、体操で体と気持ちをほぐしたあと、西郷小学校で10年以上音読指導をしている宮本協子さんの音読がはじまります。音読する文章は、北原白秋作「五十音」、中島敦作「名人伝」、閑谷学校あいうえお論語(森熊男監修)などです。
 あいうえお論語では、5つの言葉をとりあげ、たとえば「古の学者は己の為にし 今の学者は人のためにす(昔、一生懸命学んでいた人たちは、自分自身をよりよく磨こうとして努力されたものだったよ。ところが、最近の学ぶ人たちを見ると、周囲から自分が高く評価されていることばかり気にしているよね。)」という文章を3回、宮本さんに続いて声を出して読みます。読むうちに理解が深まり、高ぶった感情は抑えられ、やる気が出てきます。ゆったりした気持ちになる音読の効果を実感できるものでした。
 次に、ミスター・ドイ氏(もちろん日本人、倉吉市内の公民館長さんです)の「学校では教えないワンポイント英語講座 Lesson11」。今回は知人にあてた暑中見舞いの手紙がテキストでした。毎回、その時の話題や季節感のあるものを素材としています。例えば、2回接種のワクチンは、Two shots Vaccine(トゥー ショッツ バクシン)と言うそうです。
 続いてのコーラスも大学時代に経験のあるミスター・ドイ氏です。5月に亡くなられた小林亜星作曲の「この木なんの木」、高校三年生、青い山脈、あざみの歌、故郷を歌いました。皆さんが知ってる歌を声を出して歌うことの心地よさを感じることができました。
 次回は、7月20日(火)に同センターで開催されます。どなたでも参加できます。
 かめの泉は、倉吉福祉センター斜め向かいの民家を活用した「あなたと私の待合所」を毎週月水金に開催しており、常連の皆さんも多く交流の輪が広がっています。6月からは倉吉市上古川の旧国鉄倉吉線跡の小鴨トイレ周辺の花壇に花苗を植え、美しい散歩道づくりもはじめています。
 高齢者の生きがいづくりに取り組む活動が一歩一歩進んでいます。

かめの泉代表の枠島和江さん

音読指導の宮本協子さん

英語、コーラス指導のミスター・ドイ氏

参加者の皆さん

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