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GO TO国際交流  打吹童子ばやし・倉吉プンムルノリなど

2021年1月24日

 鳥取県の国際交流まつり「タイムフェスティバル」が1月24日、鳥取市のとりぎん文化会館でありました。コロナ禍で中止も検討されましたが、相互理解の場は必要として、インターネットを活用するなど工夫した「GO TO国際交流」を展開しました。
 タイムフェスティバルは平成元年(1989年)から続いており、今年32回目になります。タイム(とっとり国際交流連絡会)の提案で誕生したイベントで、県内で暮らす外国人と県民の交流が目的です。実行委員会(23団体)と鳥取県国際交流財団の共催。
 県国際交流財団によると、県内で暮らす外国人は65カ国、4979人です。最多はベトナム、次いで韓国・朝鮮、中国、フィリピンの順。うち鳥取大と鳥取環境大の留学生は370人といいます(数字は令和元年12月末)。
 今年のタイムフェステイバルは、〝断密〟とオンラインを駆使して実施しました。例年人気があったお国自慢の料理は中止になり、その代わり市内11の飲食店やレストランに協力してもらい、世界の料理を提供してもらいました。また、インターネットを活用して、「ユーチューブ」や「Zoom」でパフォーマンスや情報交換、民族衣装のファッションショーなどを生中継しました。
 このうちパフォーマンスにはシニアバンクから和太鼓演奏の打吹童子ばやし▽韓国民族音楽団の倉吉プンムルノリ▽南米音楽のラス・アラス▽津軽三味線の咲咲(さくさく)―が出演。中国大連出身のソンビンさんはラス・アラス(大西保江代表)の演奏で「ふるさと」を歌い、鳥取大の留学生・マリナさん(マレーシア出身)は津軽三味線咲咲(西村まゆみ代表)と一緒に津軽じょんがら節を元気に弾き、倉吉市の国際交流員の鄭然旭(チョン・ヨン・ウック)さんが率いる音楽隊は韓国特有のリズムを会場に響かせました。
 実行委員長の西川信彦さんは「開催にはいろいろな制約がありましたが、大学生や青翔開智学園の高校生など若い人が知恵を出し、企画してくれたのが大きかった。鳥取の可能性が増えました」と盛況のイベントを喜んでいました。

Zoomでインドネシアを紹介

打吹童子ばやし

ラス・アラス

津軽三味線「咲咲」

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