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大山さんを詠みました   遠藤甫人さん・佐藤夫雨子さん・由木みのるさん・中村襄介さん

2020年12月05日

 「大山を詠む!」大山俳句大賞の表彰式が12月5日、米子市の日本海新聞西部本社であり、全国から寄せられた1400点余りのなかから、一般の部は定常まゆみさん(琴浦町)、子どもの部は高見真依さん(中山小6年)がそれぞれ大賞を受賞しました。新日本海新聞社、大山山麓・日野川流域観光推進協議会主催、鳥取県社会福祉協議会共催。
 大山俳句大賞は大山開山1300年祭を記念して始まったもので、今年で3回目です。北海道から宮崎県まで、全国36都道府県から1427点(一般1074点、子ども353点)が寄せられ、遠藤甫人さん(鳥取県俳句協会副会長)を選考委員長に佐藤夫雨子さん、由木みのるさん(同顧問)、中村襄介さん(同理事)の4人が審査しました。
 応募は大山に関することなら何でもよく、四季折々の大山の景色や自然や行事、祈りの山・大山の歴史、大山さんに守られていることへの感謝―など幅広い作品が集まりました。審査は10月に行われ、一般の部は定常さんの「大山の大パノラマを鳥渡る」、子どもの部は高見さんの「北壁をながめ楽しい紅葉狩り」が大賞に選ばれました。
 定常さんは7年前から公民館の俳句教室に通っており、いつも見慣れた大山をバックに飛ぶ渡り鳥を見て、ひらめいたそうです。「初めての大きな賞で、びっくりしています。これを励みにがんばります」と喜んでいました。高見さんは家族と毎年行く紅葉狩りを詠みました。北壁のいろいろな色が楽しかったそうです。
 表彰式で遠藤委員長は、大賞句について「広大な風景を素直に読んだのがよかった」とほめました。遠藤委員長は「良い俳句は情景が浮かび、気持ちが伝わる作品」と指摘し、参加者に日々の暮らしのなかでの俳句づくりを勧めていました。
 大山俳句大賞には南部中、大山中、中山小、大山西小の4校が団体で応募し、特別賞が贈られました。

遠藤甫人さん

定常まゆみさん

高見真依さん

大山俳句大賞選考会

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