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片付けは新しい始まり    小谷裕美さん

2020年12月06日

 鳥取市の鹿野公民館で12月6日、女性リーダーが集まって「みんなのつどい」があり、整理収納アドバイザーの小谷裕美さんから「年末の大掃除」について学びました。クイズや実演を交えての楽しい講演で、参加者は「目からウロコ」と大喜びでした。
 「みんなのつどい」は健康増進や認知症予防など暮らしの向上を目的に毎年開いており、今年は「生活習慣病の予防」と「年末の大掃除」がテーマです。約20人が参加しました。
 講師の小谷さんは接客業の仕事を辞めた後、10年前に整理収納アドバイザーの資格をとりました。片付けや整理整頓のスキルを持った人です。多いときで年に4~5回、片付けのアドバイスをしています。小谷さんのモットーは「手抜き」です。掃除などは苦手なので、大掃除のまえに日々の小掃除が大事だといいます。
 今回の講座でも、手間をかけずにきれいを保つ方法を伝えました。例えば棚の上に物をおかない、使いやすいように掃除道具はひとつにまとめて収納する―など。また、掃除する場所によって掃除する日があるそうです。風呂場や窓ふきやキッチンなどは湿気の多い日、押し入れやくつ箱などは晴れて乾燥した日。湿り気がないと、ふき掃除の効率が上がらないからです。「天気が良いから掃除でも」というのは間違いと指摘されて、参加者から「えーっ」と驚きの声が上がっていました。
 小谷さんは掃除の楽しさや工夫を伝えるとともに、「片付けは後始末ではなく新しい生活の始まりです。年末に片付けをして、すっきりとした気持ちで新たな年を迎えましょう」と励ましていました。
 参加者は「天気の話や掃除道具の使い方など目からウロコの話がたくさん聞けてよかった。帰ってすぐにやってみなければ」と意気込んでいました。

小谷裕美さん

色紙を使ってそうじクイズに答える参加者

小谷さんおすすめ掃除用具で障子の桟の掃除を体験する参加者

網戸掃除を実演する小谷さん

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