とっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」
0857-59-6336
お問合せ お気に入り

HOME活動紹介

久々の薪能を励みに      鳥取県能楽連合会

2020年10月18日

 鳥取市民文化祭の参加事業、宝生流・観世流・喜多流の合同謡曲仕舞大会が10月18日、市文化センターであり、久々の薪能に向けて精進してきた成果を発表しました。
 薪能は10月31日午後、とりぎん文化会館の中庭で開かれます。8月に開催予定でしたが、コロナ禍のため延期していました。鳥取市で薪能が開かれるのは2002年の「鳥取砂丘いさり火能」以来です。鳥取県文化振興財団と鳥取県能楽連合会が古典芸能の継承、発展を願って開くもので、能楽師・林宗一郎さんが演出します。県能楽連合会の宝生・観世・喜多の3流も連吟、舞ばやしを発表します。
 今年の合同謡曲仕舞大会は薪能を控え、精進の成果を発表する舞台になりました。3流合わせて38人が出演し、次々と連吟や舞ばやしを演じました。出演者は舞台が終わると、客席から仲間の所作を確認し合っていました。
 このうち、観世流のみなさんは薪能で「高砂」「実盛」「須磨源治」「巻絹」の舞ばやしを予定しており、一段と力が入っていました。県能楽連合会長の近藤光さんは「みなさんの精進、お見事です」と、穏やかな表情でした。
なお、薪能は入場整理券配布済みです。

連吟する喜多流のみなさん

喜多流のみなさん

喜多流双葉会の仕舞「田村」

鳥取観世会のみなさん

宝生流のみなさん

一覧に戻る