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踊るように体操しよう   佐分利育代さん

2020年10月08日

 はがき出し運動などでコロナ禍に挑戦する倉吉市の小鴨シニアクラブ協議会(北村隆雄会長)は10月8日、小鴨公民館に舞踏教育家の佐分利育代さんを招いて「シニア世代の健康維持とストレッチ」の方法を学びました。約40人が参加しました。
 佐分利さんは鳥取大学で40年間、体育学や舞踏教育学を研究、指導し、2015年に退官しました。佐分利さんはダンスを踊るように、体操するのがモットーです。小学2年生の時からダンス教室に通いはじめ、今も週に2回、仲間とダンスを楽しんでいます。
 小鴨シニアクラブはコロナ禍にあっても、人と人の交流が疎遠にならぬよう、はがき出し運動を繰り広げ、絆の大切さを訴え続けていますが、はがき出し運動に伴って、会員から肩こり解消やストレッチ指導の要望が高まり、佐分利さんに指導を仰ぐことにしました。
 佐分利さんによると、体操は輪になって、みんなの表情を見ながら踊るのがベストだそうですが、この日はソーシャルディスタンスということで、横並びになり、イスに座ってできるストレッチや体操を学びました。ときにはイスの周りを歩いたり足踏みしたり、腕を広げたり回したり…。参加者は「大山賛歌」や「明日があるさ」などの曲に合わせて、思い思いに体を動かし、ダンスを踊るように体操を楽しみました。
 北村会長は「久々に体を動かせて良かった。同じ歌でもリズムを変えて体操すると、面白いとわかった。農作業の合間やドライブの途中でも簡単にできるので、みんなで続けていきたい」と、参加者の反応に喜んでいました。佐分利さんは「ダンスに正解はないし、テストもないので、形はめちゃくちゃで大丈夫! 思うままに体を動かしてほしい」と話していました。

佐分利育代さん

みんなで楽しくストレッチ

身体全体を使って体操

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