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夏の思い出にマジックショー  山下眞一郎さん

2020年8月17日

 鳥取市の愛真幼稚園で8月17日、マジックショーがあり、地元マジシャンの山下眞一郎さんがハト出しや花出しなどを披露し、子どもたちは大喜びでした。
 愛真幼稚園は毎年、預かり保育の期間を利用して、園外で夏休みの思い出づくりをしていますが、今年は新型コロナウイルスの影響で子どもたちを連れて出かけることが難しいため、園内でマジックショーを楽しむことにしました。
 山下さんもコロナウイルスのため、マジック披露の場がなくなり、今年初の舞台になりました。マジックは事前準備が肝心です。開演の1時間ほど前に会場に入り、洋服にハトや小道具を仕込んでいきます。山下さんの気がかりは、子どもたちたちが楽しく反応してくれるか、持ち時間の30分を飽きないで集中してくれるか―です。
 マジックショーが始まると子供たちはにっこにこで、山下さんの手元をじっと見つめます。いきなり白いハトが出てきて、会場を飛び回ると、子どもたちはもう大騒ぎ。山下さんのマジックに目はくぎ付けです。山下さんはスカーフやスティックから次々に花を取り出し、カードを使って子どもたちと掛け合います。子どもたちは山下さんの質問に「赤―!」「5本―!」などと元気のよい大きな声で答えます。水が新聞紙に注ぎ込まれ、出てきた水が赤色に変わっていると、「何で?」「どうして」と盛り上がりました。
 子どもたちの反応や時間を心配していた山下さんでしたが、ショーは30分では足りないほど。子どもたちは名残惜しいようでしたが、最後に正座をして山下さんにお礼を言い、ショーは終わりました。子どもたちにとって、今年は外出がなかなかできない窮屈な夏になっていますが、今回のマジックショーは格別な夏の思い出になったようでした。
 山下さんによると、いつもはおじいさんやおばあさんを相手にマジックショーをすることが多いそうですが、子どもたちは反応が良くて、やっていて面白く、タネを一生懸命さがそうとする、その掛け合いが楽しいのだそうです。

山下眞一郎さん

背広から鳩がでてきて,子どもたちも大盛り上がり

マジックを真剣にみる子どもたち

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