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「コロナに負けるな」大作戦!  小鴨シニアクラブ協議会

2020年5月11日

 新型コロナウイルスの感染拡大防止で外出自粛が続いていますが、倉吉市の「とっとりいきいきシニアバンク」の登録団体は〝巣ごもり〟による心や体へのダメージを防ぐため、はがき出し運動に取り組み、市内外から「コロナに負けるな」と大きな反響を呼んでいます。
 小鴨シニアクラブ協議会(北村隆雄会長、180人)で、会員は4月下旬から「コロナに負けるな! はがき1枚運動」と印刷されたはがきを1人1枚、健康などの近況報告やふるさと・倉吉の様子などを添えて、ポストに入れています。宛先は、それぞれの知人や友人、遠く離れた家族や孫など。63円はがきに7円切手を貼れば、一部を除いて全世界に届けられるとあって、なかにはアメリカやフィリピンなどに送る人も。
 この「はがき出し運動」がきっかけになって、市内の子ども園や若人などの間で、自画像やキャラクター、絵手紙などを加えて、「コロナに負けるな」という励ましのはがきづくりが盛んになっています。鳥取市内の老人クラブのなかには、会報で「はがき出し運動」の取り組みを紹介し、参加を呼びかけるところも出てきました。
 「はがき出し運動」を思いついた北村会長は、「スマホやメールの時代にあって、我々ははがきがあることを忘れていました。だれに出すか、どう書くか、心と頭を使うことになります。マスクをしてはがきをポストに入れに行くことで、運動にもなります。そして何より、人と人がつながります」。
 返信が戻りつつあります。「はがき出し運動、感激しました。大賛成です。大いに広げましょう」「人類の歴史に残る時代に生を受けましたが、たくさんのみなさまに支えられて生きていることを感謝します」「うれしい企画ありがとうございます。コロナ退散、バイバイ祈願。また逢う日まで、お元気で」―など。これらの便りは、小鴨公民館に展示し、多くの人に見てもらうことにしています。

はがきをポストに投函する小鴨シニアクラブ協議会のみなさん

倉吉市民が作成したはがき

倉吉市民が作成したはがき

こども学園のみなさんが作成したはがき

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