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大山仰ぐ米子のバラ道場      米子バラ会

2019年5月26日

 中海圏のバラの愛好者でつくる米子バラ会(小林徳成会長)の「春のバラ展」が5月25、26の両日、米子市の児童文化センターでありました。バラ展は毎年春と秋の2回、25年間続いており、いつも多くのファンでにぎわっています。
 春のバラ展には会員が丹精込めて育てた50品種200点が集まりました。ピンクの大輪の「ピエール・ドゥ・ロンサール」、ビロードのような深い光沢の「黒真珠」など、それぞれが容姿、花柄、色、香りを競っていました。
 指導しているのは小林会長ご夫妻。その道場になっているのが、米子市の青木団地近くの高台にある小林バラ園です。小林会長は元淀江産業技術高校の校長、生物の先生です。退職後、趣味を生かして8年がかりで約20aのバラ園をつくりました。伯耆富士・大山を正面に仰ぐ絶景のロケーション。およそ100品種のバラが育ち、年中無料開放しています。
 5月はバラの最盛期です。バラ園には来場者が絶えず、色とりどりの花や大山をバックにカメラやスマホを向けています。会長夫人の美智子さんによると、見どころは令和の新時代を映して、バラ園の入り口にオレンジの「プリンセスミチコ」、バラ園の中ほどにピンクの「プリンセスマサコ」を飾ったそうです。
 このバラ園が道場になるのは、バラの休眠期の9月と冬場です。小林会長によると、バラは春から夏にかけて3回、10月末にもう1回、合わせて4回咲かせることができるそうで、休眠期のせん定や施肥、接ぎ木などの作業がポイントになるといいます。「百聞は一見に如かず」。会員はバラ園でバラづくりの基本を学び、切磋琢磨しています。

小林徳成さんと美智子さんご夫妻

にぎわう春の米子バラ展(米子市児童文化センター)

花が咲き誇る小林バラ園(正面に大山)

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