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しだれ桜の里で地域づくりを考える     しだれ桜の里を育てる会・八東川清流クラブなど

2019年4月07日

 倉吉市の伯耆しあわせの郷は日本最大級のしだれ桜の群植地として売り出し中ですが、4月6日と7日の2日間、しだれ桜の里まつりがあり、地域づくりの講演会や発表会などがありました。
 多目的コミュニティー施設・伯耆しあわせの郷は平成5年の開館です。完成を祝って市内の篤志家からしだれ桜100本が贈られました。これを市民の宝として育てようと、平成26年に「しだれ桜の里を育てる会」ができ、補植やせん定、施肥などの育成作業を続けています。いまでは140本のしだれ桜が咲き誇り、日本最大級の群植地と自慢しています。
 しだれ桜の里まつりは施設利用者が中心になって開きました。ペーパーグライダーやパステルアートなどのものづくり、リサイクル着物の即売、書道パフォーマンス、観桜茶会、苗木販売などがあり、桜見物の家族連れなどが楽しみました。シニアバンクからは鳥取・中部のものづくり道場が参加し、プロペラが回る原理や草木染などを手ほどきしました。
 しだれ桜の里づくりを反映して、地域づくり団体の発表会もありました。発表したのは①万葉のふるさと国府創生会(上山忠久代表)②車尾まちづくり推進協議会(高野和男代表)③殿ダム水源地活性化推進連絡会(山崎豪太郎代表)④八東川清流クラブ(矢部博祥代表)⑤しだれ桜の里を育てる会(森和美代表)―の5団体。
 このうち、八東川清流クラブの矢部代表は16年間の活動を振り返り、八東川のクリーンアップ大作戦は地元自治体や環境大学などと実行委員会をつくって取り組むまでになり、八東川が子どもたちの遊びや体験の場として復活してきたことを報告。今後はクラブ会員の若返りやプラスチックごみ対策が課題と話していました。
 講演会もあり、隠岐島・焼火神社宮司の松浦道仁さんが、人口2,800人の西ノ島町にできたコミュニティー図書館「いかあ屋」が町民のたまり場になり、活気づいていることを報告しました。

活動発表する「しだれ桜の里を育てる会」

八東川清流クラブの矢部博祥代表

ウロぺラが回る原理を説明する早川元造さん

伯耆しあわせの郷はしだれ桜の里

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