とっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」
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哀愁のトランペッター        田中みつとしさん

2018年8月28日

 県民総合福祉大会が8月28日、米子市の米子コンベンションセンターであり、鳥取県や鳥取県社会福祉協議会などが福祉の推進で活躍した344人、18団体を表彰しました。また、境港市社協が上道地区の「あったかハートおたがいさま事業」の成果を発表し、NHK手話ニュースの中野佐世子さんが講演で「心のバリアを外しましょう」と訴えました。シニアバンクからはトランペット奏者の田中みつとし(本名・光寿)さんが出演し、大会を盛り上げました。
 田中さんは北栄町在住のプロのトランぺッター。東京芸大音楽学部器楽科卒業後、「トランペットの詩人」と言われたイタリアの故ニニ・ロッソの指導を受け、ニューヨーク、モスクワ、中国などの文化交流コンサートに参加し、民音コンサートなどに出演してきました。帰郷後は米子、松江市などでミュージックスクールの講師を務め、これまでに「にっぽんの詩」「ふるさとの詩」「漁火のトランペット」「そよかぜのトランペット」などのアルバムを制作発表し、北栄町歌や音頭の作曲・編曲も担当しました。
 福祉大会ではアトラクションに出演し、アルバム「そよかぜのトランペット」から「谷間の鐘」はじめ、「マイ・ウェイ」「この素晴らしき世界」の3曲を演奏しました。プロの技でさわやかなメロディー、哀愁を帯びた音色を会場に届け、「この素晴らしき世界」ではルイ・アームストロングばりに、あのしわがれた温かみのある独特の音色を披露し、大きな拍手を集めました。
 田中さんは現在フリー。地元の道の駅「大栄」のレストランで定期的にディナーショーを開いているほか、10月7日には佐治アストロパークで星空コンサートなどを予定しています。

 ※写真上:田中みつとしさん

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