HOME | 活動紹介
2018年7月28日
鳥取市の殿ダムの上流・大茅地区の栃本農村公園で7月28日、盛大な納涼祭があり、おじさんバンドのサーフライダーがテケテケサウンドで花を添えました。
大茅地区は雨滝、栃本、楠城など6つの集落からなる山間地。人口は約100世帯、200人。住民の半数は後期高齢者で、小学生はわずかに2人。深刻な少子高齢化が進行中ですが、納涼祭には毎年、若い衆が孫連れで帰省してきて盛り上がります。今年も浴衣姿のちびっ子たちの歓声があがりました。
子どもたちを迎えたのが、大茅地区の名物〝茅の輪〟。それぞれの集落から茅の束を持ち寄って編み上げるのが習わしで、参加者は半年間の罪や災いを〝茅の輪〟くぐりで取り除きます。大茅公民館の高橋宏明館長によると、「納涼祭には欠かせない行事。もう何年も続いている」そうです。
さて、納涼祭。小さいながらも集落ごとに、百歳音頭、しゃんしゃん棒体操、炭坑節…など芸の出し物が続きます。おやじバンドのサーフライダーや智頭町からは「満点星(どうだんつつじ)」よさこいチームを招き、元気をいただきました。
サーフライダーはバンド・因幡~ず(佐田久範男代表)が母体。女性ボーカルが入ると、バンド名を変えているそうです。この日はベンチャーズメロディーのほかに、大岡越前や月光仮面の曲も届け、サービスしました。
※写真上:サーフライダー