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みんな一緒に元気講座   畠山和子さん・青山典代さん・小谷章公さん・篠田建三さん

2018年7月11日

 米子市に元教師たちでつくるシニア世代のための生涯学習講座「ジョイフル・プラザ」があります。市公会堂で2カ月おきに社会・国語・体育・音楽の4講座を開いています。ことし受講生と教師仲間の拡大を目指してシニアバンクに登録されました。7月11日の授業をのぞきました。
 講師陣は音楽が畠山和子さん、体育が青山典代さん、国語が小谷章公さん、社会が篠田建三さんの4人。いずれも元高校教師、気の合った仲間です。
 ジョイフル・プラザの提案者は畠山さん。シニア世代の孤立化を防ぎ、生涯学習のきっかけになればと始めました。「みんな一緒に元気講座」がモットーです。今年で6年になりました。
 〝授業料〟は1回900円(年間6回)。集中力が途切れぬようにと、それぞれ小学校並みの45分間授業です。年に2回ほど、野外学習もあるそうです。受講生は米子・境港・安来市などから集まり、1回20人前後が受講しています。登録者は200人ほどあるそうです。
 さて、その授業風景―。米子周辺の歴史や地理を学ぶ社会の今回のテーマは「米子城はいつつくられたか」。篠田さんによると、米子城は吉川広家が築城と米子港や深浦港の整備に乗り出し、城下18町のうち14町ほどをつくり、関ケ原の戦いの後、中村一忠の家老・横田内膳村詮が米子城と城下町を完成させたそうです。この時、周辺の城下から商人たちが呼び集められ、合わせて「大工町」「塩町」「茶町」「糀町」「博労町」など職人や町人の町もできたといいます。
 体育は公会堂のホワイエであり、「与作」や「人生に涙あり」などの音楽に合わせてストレッチ。「見上げてごらん夜の星を」の曲でダンス・パフォーマンスを楽しみました。「いつもプラス思考でいきましょう」と、青山さんは受講生を励ましていました。
 次回講座は9月13日(木曜日)午後1時から。畠山さんは「友達と連れ立って参加されると長続きしますよ」と受講を呼び掛けています。お問い合わせは080-6348-0753へ。

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