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2024年7月13日
NPO里山地域研究会(理事長小椋千秋さん)主催のみささ青空体験塾が7月13日、鳥取県三朝町三徳山皆成院で開催されました。三朝の豊かな自然を体験するテーマが多いなか、今回は座禅にチャレンジです。「座禅体験ははじめて」と体験塾塾長吉田定夫さんは言います。
皆成院清水成眞住職のお話で始まりますが、子どもたちは思っていることや感じたことをいろいろ発言したりじゃれ合ったりと、子どもらしい楽しい雰囲気です。清水住職はそんな中で、命の大切さや感謝の心、座禅の心得などを丁寧に説き、次第に座禅に向かう心構えが芽生えたようです。
班跏趺坐(はんかふざ、左の足を右の太ももにのせる)で座り、右の手のひらに左の手のひらを上向きにおき、電灯は消され薄暗くなり目を閉じると座禅修行が始まりました。
約25分間、座禅は続きました。警策(きょうさく)を背中に打ち付け精神統一を促すのも神妙に受けていました。一人もしゃべったり動き回ることもなく静寂に包まれていました。一緒に参加した保護者の方は「本当に座禅ができるのか、周りに迷惑をかけないか心配でしたが、我が子も成長してるんだなあと思いました」とうれしそうでした。
座禅を終えバスで総合文化ホールに向かい三朝町に伝わる無形民俗文化財「壁塗りさんこ節」と「さいとりさし」を鑑賞、さんこ節のユーモラスな動きを楽しんでいました。
お昼は恒例のカレーライス、研究会のお母さん方の手づくりカレーをお代りし大満足の一日でした。みささ青空体験塾は毎月1回開催されます。来月が待ち遠しいようでした。