2024年6月09日

　鳥取市鹿野町の国民宿舎山紫苑で鳥取市鹿野地区敬老会が6月９日に開催され、長寿を祝い楽しいひと時を過ごしました。
　75歳以上の対象者約８０人が集った敬老会は同窓会のようで、久々にあった皆さんは元気に暮らしていることを確認し合い、あちこちに笑顔と笑い声があふれていました。
　祝宴ではレクダンスや入所施設職員による認知症予防体操などに続き、鳥取の三人娘によるダンスの登場です。リーダーの福田さんは「長年温めてきたアイデアだったが、コロナのためできなかった」と初お披露目となるステージに気合が入ります。「三人の動きをそろえるのは簡単だが、違う動きをするのが難しい」と真面目におっしゃっていました。
　披露する曲目は「おてもやん」と「ジンギスカン」です。三人娘のダンスはぴたりとそろい、会場は笑いに包まれました。振付は大きく、離れていても分かるように工夫され、リズミカルでユーモラスな動きでまとめられていました。
　実は福田さんの本職はどじょうすくい踊りです。安来節保存会師範の資格を持っておられ、福祉施設や公民館などで数多くの公演をしています。コロナ前には鹿野地区敬老会で披露されたそうで、今回は三人娘のダンスに挑戦されました。こちらも師範の腕前でした。