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2022年7月04日
「とっとり方式認知症予防プログラム」リーダー養成研修会(東部)が、7月4日、鳥取県立福祉人材研修センターで開催されました。公益社団法人鳥取県老人クラブ連合会主催、講師は鳥取県作業療法士会より安井愛美さん、作野亘さんです。集まったみなさんは老人会単位クラブで活動を主導している方々です。
認知症予防には認知機能(知的活動プログラム)と身体機能(運動プログラム)の改善・向上が効果があるという解析結果を説明し、研修会では主に知的活動プログラムについて勉強しました。
知的活動プログラムには8つの課題(写真参照)があり、様々な認知機能をまんべんなく刺激することが認知症予防には必要だそうです。
まず、みなさんは普段行っているクラブ活動をポストイット(付箋)に1つずつ書き出し、それを8つの課題に分類しますが、これにより活動の目的を考え認識していきます。この過程がなかなか難解で手間取っていました。
作業終了後、作野さんより「ご自分のクラブで取組が足りないことはないか、他のクラブでの取組を聞き情報交換してください」とあり、より効果のある知的活動プログラムについてみんなで考えました。
引き続き中西部で研修会を開催するほか、公民館・社会福祉協議会・地域包括支援センター等の職員を対象にしたサポーター養成研修会を開催し、「とっとり方式認知症予防プログラム」を取り入れた活動を進めていくこととしています。