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2022年4月10日
平成5年にオープンした倉吉市伯耆しあわせの里は、4月初旬から中旬にかけて140本のしだれ桜が咲き市民のみなさんの憩いの場になっています。4月10日にはしだれ桜の里を育てる会(会長森和美さん)の主催で、「しだれ桜の里まつり」が開催されました。
桜の開花時期は新しい年度の始まりで、小学校や中学校の入学を祝い家族で記念写真を撮る姿が見受けられました。大きなランドセルを背負った女の子やちょっと大きな詰襟の学生服を着た男の子、ご両親やおじいちゃんおばあちゃんと一緒に記念撮影です。恥ずかしそうな新入生とうれしそうに見守る家族のみなさんをしだれ桜が祝福しているようです。
この日、令和改元のしだれ桜の苗木の販売があり多くの方が買い求めていました。令和元年、しだれ桜は実を付けることはあまりないそうですが、1本の木に実がなり採取した種を大切に育てた苗木です。出雲からこられた女性の二人組はしだれ桜を育てる会の会員の方にいろいろ質問し満足のいく苗木を2本購入されました。桜は他の木とは違うのでしょうか、家に植えることにも特別の思い入れがあるようは言われていました。
毎年桜の時期には桜めぐりのツアーを開催されており、中部地区の桜の名所のほかにも斐川町や津山市、日南町などにも足を延ばし楽しんでいます。4月には「鳥取県中部桜MAP(第3版)」を作成し桜の名所を紹介しています。
今年はソメイヨシノもしだれ桜も開花期に雨や強風もなく、多くのみなさんが楽しまれています。来年4月には伯耆しあわせの里のしだれ桜を楽しんでみられてはいかがでしょうか。