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2022年1月19日
2013年に倉吉市小鴨公民館(現小鴨コミュニティセンター)で始まった「おがもカフェ」が10年を迎え、この催しを運営する「男のクラブ」代表の北村隆雄さんに、これまでの取り組みや今後の展開についてお話を伺いました。
北村さんは「おがもカフェはパワースポットに成長した」といいます。「ここからは打吹山・鳥取砂丘の方向に日の出を、そして大山山系の方向に沈む夕日を見ることができ、雄大な自然のなかに包まれていることを感じる」「そして、集まった人たちは何かほっとした気持ちになり笑顔になる」といいます。
おがもカフェのそもそもの始まりは、公民館活動に参加する男性が少ないため集まる機会をつくることが目的でした。「みんなが集まって悩みごとを相談したり一緒に笑ったりできる場を作ろう。そこに一杯のおいしいコーヒーがあれば最高だな」と、「男のクラブ」を立ち上げ”白シャツ・蝶ネクタイ“の紳士諸君のコーヒーサービスが始まりました。
そして、集まった人たちが「小鴨を知り愛着を感じ、地域のことを考える機会に」しようと様々な催しを考えていきました。
地域で活動する歌のクラブ「ぷち・カナール」などいろいろなグループが参加し、毎月第3水曜日開催のおがもカフェは楽しみがいっぱいです。
ところが、参加者も順調に増えていたときにコロナが発生し、休止・感染予防・縮小しての開催を余儀なくされるなかで、「人のつながりのたいせつさ」に改めて気づいた北村さんは、「コロナに負けない新時代・ハガキ出し運動」を提唱し、NHKで取り上げられたこともあり広がっています。
新しい動きとして、おがもカフェのBGMとして牧原瞳さんが「そしてめぐりあい」を作曲、かわにしよしとさんがマスコットキャラクターを作成(命名はこれから)、素晴らしい風景を見ながら手軽に食べられる「おがものパワーロール」(小鴨地区食生活改善推進員の会)の制作等、どんどん進化しています。
今後のおがもカフェについて北村さんは「無理をしすぎることなく、とにかく続けることが大切です。皆さんの声を聴きながら活動を広げていきます」と話します。近隣のコミュニティセンターだけでなく鳥取・米子方面や蒜山からの参加もあり注目されている活動の展開が楽しみです。