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2021年9月15日
9月15日、小説家松本薫さんのエッセイ教室「気軽にエッセイを」が、米子市四日市町のChukaiコムコムスクエアで開催されました。
Chukaiコムコムスクエアは、長年親しまれたNHK米子文化センターの講座を発展させ株式会社中海テレビ放送が7月にオープンさせました。10月から始まる本講座のプレ講座として9月まで63講座が開かれています。
松本さんはエッセイを書く基本パターンや気を付けることを述べながら「ここはこだわること、これは個性で書けばいい」とコメントをはさみながら説明されました。
印象に残ったことは、△自分のことを書く、どんな人間か人に差し出すのがエッセイ△読み手に伝わる文章、共感してもらえるものを書く△事実を書く、多少の脚色はあってもよいが基本は事実、実体験△成功話、苦労自慢は求められない△起承転結はなくてもよいが書きやすく、分かりやすい等々、一つ一つが参考になりました。
「エッセイを書いて提出すること、添削して返します」と宿題がでました。参加者は子どもの頃の思い出「砂地の畑作」、子どもの成長を感じる「加茂川地蔵まつり」、ダービー馬を輩出する「大山ヒルズ」とテーマを出し合い、これからエッセイづくりが始まります。
松本さんは米子に住みながら、鳥取県内の出来事を題材とした小説を発表されています。日野三部作の「TATARA」「天の蛍-十七夜物語」「日南X」、「謀る理兵衛」、「梨の花は春の雪」、「ばんとうー山陰初の私立中学をつくった男」などを執筆。最新作は中海を舞台とした恋愛小説「銀の橋を渡る」(今井出版)を今年4月に出版しています。
Chukaiコムコムスクエアは10月から始まる全94講座の受講生を募集中です。松本さんの「小説・エッセイ教室」も開講されます。