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2021年5月22日
NPO里山地域研究会主催のみささ青空体験塾が、5月22日に三朝町で開催されました。
三朝町文化ホールに集合した小学生27名と保護者の皆さんはマイクロバスで町内小河内の圃場に移動しました。
まず、塾長の吉田定夫さんから、「生きていくにはきれいな空気とおいしい水、そして食べ物、米が必要で、全部そろっているのがこの三朝です。はだしで田んぼに入り、土の感触を楽しんでほしい」とあいさつしました。
5アールの田んぼに子どもたち、保護者、体験塾の皆さん30数名が一列に並び田植えがスタートしました。その光景は壮観です。田植え綱(等間隔に玉の印がついたひも)を張り始まりましたがなかなかうまくいきません。「苗は3、4本もって、根をしっかりと植え込むこと、ばらばらにならんやあになあ」と説明がありましたが、しりもちをつく子、泣き出す子もいました。コツをつかみ手慣れた様子で植える子どもや、友達とおしゃべりしながらはしゃいでいる子どもたちもいます。みんな初めての体験に心が弾んでいるのが伝わりました。
田栗泰典理事長も一緒に田んぼに入り、子ども達に手ほどきしながら体験塾は進んでいきました。
参加していた保護者の澤田さんは、「もうちょっと、ぎゅうと植えないけんわ。植わっとらんところがあるぞ」と子どもに声をかけながら、「私も手植えはしたことないけなあ」と子どもたちと一緒に楽しそう。
この後ヤギと遊び昼食にカレーライスをいただき、楽しくて貴重な体験がてんこ盛りの一日でした。NPO里山地域研究会は毎月一回みささ青空体験塾を開催します。今後も竹林整備や飯盒炊飯、植林、稲刈り、雪あそびなどが予定されています。
次回の取材が楽しみになる一日でした。