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2021年1月16日
鳥取市の道の駅清流茶屋かわはらで1月末まで樹脂粘土の人形作家・山根教子さんの「う・ふ・ふ展」が開かれています。16日は今年の干支の牛づくりの体験教室があり、お母さんたちでにぎわいました。
道の駅かわはらは平成18年春の開業、今年15年になります。その開業いらい、山根さんは正月に「う・ふ・ふ展」を開き、愛らしい干支や七福神などの縁起物、アクセサリーなどを展示し、紹介しています。今年は個性的なまねき猫なども並びました。
「う・ふ・ふ展」の人気イベントは干支の人形づくり体験です。今年はコロナ禍とあって、人数制限して開かれましたが、心待ちにしていたお母さんたち16人が集まりました。作ったのは白と黒の粘土を使ったホルスタインの子牛です。
参加者は山根さんから「顔は丸くして子どもっぽく作りましょう。顔の真ん中に目の位置を決めます」などのアドバイスを聞き、手際よく顔づくり。これに鈴、ツノ、耳、しっぽをつけ加え、ピンク色で化粧すると、個性豊かな、かわいらしい子牛が出来ました。「丑」の色紙を飾り付けて仕上げ、緋毛せんのケースに入れて、それぞれ持ち帰りましたが、八頭町から毎年参加しているお母さんは「玄関に飾ります。ねずみさんをやっと取り替えることができます」と、力作に満足そうでした。
牛は農業に欠かせない動物です。その働きぶりから、「丑年は耐えて、芽が出る年」とも言われています。山根さんは「コロナに負けず、みなさんに希望が芽生える年でありますように」と、新年を寿いでいました。