2020年9月09日

　鳥取市の青谷町高齢者教室が９月８日、町総合支所で開講しました。新型コロナウイルスの影響で５カ月遅れのスタートです。残暑厳しい９月の開講をウクレレ演奏で祝いました。
　ウクレレを演奏したのは、ハッピー・ウクレレ・ハーモニー（小幡潔代表）のみなさんです。いつもは鳥取市・若桜街道にあるベーカリーマーケット「こむ・わかさ」で歌声喫茶を運営していますが、今年はコロナ禍のため、開店できずにいます。ステージに立つのも、今年初めてといいます。こちらも活動再開です。
　とはいえ、まだまだ油断大敵です。開講式に出席できたのは受講生７０人のうちの３０人ほど。全員マスク着用。ハッピー・ウクレレ・ハーモニーの６人もマスク姿です。得意の歌なし、演奏ばかりのステージです。
　演奏したのは「カイマナヒラ」「コーヒールンバ」「上を向いて歩こう」「荒城の月」「さくらさくら」「高原列車は行く」「コンドルは飛んでいく」など１４曲。１時間余りにわたって、国際色豊かなコンサートが続きました。
　受講生は音楽に合わせて肩をゆすったり、手をたたいたり、マスクの下でハミングしたり。久々の集いを楽しみました。盛り上がったのは朝ドラの主人公・古関祐而さん作曲の「高原列車は行く」。司会の石谷安世さんのリードで、受講生は曲に合わせて大きく手をたたいたり、体をゆすって、ウクレレ健康体操を体験しました。
　小幡代表は「練習時間が取れず、見苦しいところもあったが、喜んでいただいて何より。歌声喫茶も早く再開できるよう、工夫してみます」と、反応の大きさに喜んでいました。