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2019年11月02日
鳥取県社会福祉協議会は11月2日、鳥取市伏野の県立福祉人材研修センターで「みんなで支え愛フェスタ」を開き、大勢の市民でにぎわいました。「生涯現役」のシニアバンクもものづくりの指導などで参加し、イベントを支えました。
支え愛フェスタは福祉の情報発信・交流拠点の研修センターを広く利用してもらうため毎年開いているもので、非常食の試食会や働く車の乗車体験会、フードドライブの募集や子供服のリユース、保育園児の絵画展や「かにっこ館」の出前展示、赤い羽根募金のPRなど多彩なイベントがありました。
シニアバンクは汽車笛、ガラス工芸、切り絵のワークショップを担当しました。指導したのは鳥取ものづくり道場の八幡健一さんと松本俊行さん、それに切り絵作家の紙原四郎さん。どのコーナーも親子連れでにぎわいました。
紙原さんは県社協の季刊誌「志あわせへ」の表紙を飾る実力者。初心者でもすぐに切り抜けるよう、ブタや月に浮かぶウサギなどを用意し、手ほどきしました。八幡さんの汽車笛もキッドを組み立て、ボンドでくっつけ、サンドペーパーで磨くだけ。子どもたちはすぐに仕上げて、「ポッポー」と鳴らして、ご機嫌でした。松本さんのガラスコップを使った光る置きものづくりは、女の子たちに人気。コップに貝殻やおはじきなどを張り付け、持ち帰りました。
研修センターの工作室を利用して趣味の陶芸を楽しむ陶の会「湖山窯」(逢坂豪代表、17人)は、みんなでつくった湯飲みやコーヒーカップ、皿など150点ばかりを100円~500円で展示即売。来場者に喜ばれました。会員の本田正法さんは「活動は月2回。会費は月千円。粘土も釉薬も豊富にそろえており、あれこれつくれます。楽しいですよ。いつでもどうぞ」と仲間を募っていました。