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2019年6月13日
鳥取市の鹿野町公民館(村上光重館長)は6月13日、健康マージャン教室を開講。8月8日まで5回にわたって教室を開き、健康マージャンの普及と仲間づくりに乗り出しました。鳥取県健康マージャン連盟副会長の澤田勝さんが健康マージャンの心得を手ほどきしました。
健康マージャンは「お金をかけない、お酒を飲まない、タバコを吸わない」がモットーです。競技相手に注目しながら、指先を動かし、頭脳を使うので、高齢者の仲間づくり・健康づくり・認知症予防に効果があるといわれています。
健康マージャンは高齢者のスポーツ・文化の交流大会(ねんりんピック)の正式種目になっており、平成19年の茨城大会から始まりました。鳥取県でも平成28年から因伯シルバー大会に導入され、ねんりんピックの県予選を行っていますが、普及はこれからといったところです。
鹿野町公民館は団塊世代の高齢者に麻雀の経験者が多いことから、澤田副会長を招いて健康マージャン教室を始めることにしました。集まったのは9人。公民館職員が欠席者の穴を埋めて、2卓でスタートしました。
澤田副会長は場決め、親決め、牌の混ぜ方や並べ方など競技マナーを説明し、「健康マージャンは自分に厳しく、人に優しくを心がけて対局しましょう」と注意しました。参加者は「10年ぶりだわ」という人、「初めての麻雀」という女性、いろいろでしたが、澤田副会長や村上館長の指導で対局を楽しんでいました。仲良くご夫婦で参加した砂川眞一さん・のりみさんは、ルールブックを購入しての参加で、やる気満々でした。
ねんりんピックは観客を含めて延べ40~50万人が参加するビッグイベントで、鳥取県では4年後の2023年に開催することが決まっています。
※鳥取県社会福祉協議会は希望する団体に麻雀牌や麻雀卓をセットで貸し出しています(お問い合わせは☎0857-59-6332)。