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笑顔と元気を届けます   演芸ボランティア 奥田美喜子さん

2026年8月03日

 7月31日、智頭町の沖代地区集会所でいきいき教室が開かれ、奥田美喜子さんが昔話の語りや踊りを披露しました。参加者は、語りの懐かしさや歌にまつわる思い出を胸に、和やかな時間を過ごしました。
 奥田さんが上演した紙芝居『瞼の母』は、幼い頃に母と生き別れた渡世人・番場の忠太郎が主人公です。忠太郎は、料亭の女将こそ自分の母だと知りますが、母は世間体を気にして名乗れず、忠太郎は失意のまま去っていくという哀切な物語です。
 90歳を超える方からは「昔、映画を見に行ったことがある」と当時の記憶が語られました。二葉百合子の名唱でも知られ、「上と下との瞼を合わせりゃ あわねぇ昔の やさしいおっ母の面影が浮かんでくる」という名セリフは、多くの方がご存じです。
 踊りの演目で使用された曲「人生一路」は、美空ひばりさんの代表曲として広く親しまれています。「かつて美空ひばりさんが鳥取を訪れた際には、暑くて、たらいに氷を置いて冷やしていた」というエピソードも紹介され、会場には昭和の空気を思い起こすような懐かしさが広がりました。
 奥田さんは長年、演芸ボランティアとして活動しており、「多くの方に喜んでもらい、元気になってもらいたい」と語ります。高齢者施設を訪問すると声をかけてくれる人も多く、羽織るための着物を持参すると笑顔が広がるといいます。小学校では読み聞かせもおこなっており、覚えた昔ばなしは100個を超えます。「これからも活動を続けたいので、ぜひ声をかけてください」と意気込みを見せました。

【今日のメニュー】
昔話(和尚にならえ 泥棒と和尚さん)
紙芝居(瞼の母)
踊り(祝賀の舞 人生一路 完璧の母)
握手会
歌(ふるさと うみ)

▶ 動画『泥棒と和尚さん』

紙芝居の様子

踊りの様子

衣装を着替えて「岸壁の母」

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