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花みずきの熱演にみなさん大満足   朗読バラエティ花みずき、小鴨シニアクラブ協議会

2026年7月09日

 小鴨シニアクラブ協議会(会長北村隆雄さん)の公開講座が7月9日、鳥取県倉吉市小鴨コミュニティーセンターでありました。鳥取県中部で活動する朗読バラエティ花みずき(代表遠藤玉恵さん)の公演です。
朗読劇は倉吉市小鴨地区に伝わる民話「クマタカの羽根」のお話しです。正月準備に買い出しに行きたいがお金がないクマさんはクマタカの羽根を見つけます。ところがこれを百文で買ってくれる人が現れて酒や砂糖、塩マスなどを買うことができました。「クマタカを捕まえれば大儲けができる」とたくらんだクマさんはクマの皮を被り待ち伏せしましたが、居眠りを始めてしまいます。そしてクマタカにさらわれ大空に。挙句の果てには買った酒などもどこへやら。クマさんを地元の方が演じ、方言いっぱいの熱演が大うけでした。
次は「やなせたかしの世界」の朗読です。アンパンマンでお馴染みのやなせたかしですが、その人生は決して順風満帆ではありませんでした。アンパンマンの登場は1973年、やなせたかしは50歳を過ぎていました。アンパンマンがアニメ化され流行するまでの大人のための童話を集めた「やなせメルヘン名作集」から「七転八起、サボテンの花、おたまじゃくしの歌、アサネボー、やさしいライオン」を朗読しました。「アサネボー」は朝起きれないフリーデザイナーの女性が寝床の中に「朝寝坊」を見つけ、訳を聴くと「あなたが好きだから」と言います。迷惑になると小鳥のように飛び立ちそれからは早く起きられるようになりますが、「あの暖かい寝床の中のとまどいのひととき、もう少しだけ、といつまでもぬけられないでいるうっとりするようなぬくもり、半分眠っていて、半分目が覚めている恍惚、思えばそれは人生の中でかえがたいよろこびではなかったのか」そんなことを思います。
続けて「たそがれ詩集」から「オイル、アッケラカン、ゼロ、老後のたのしみ」を朗読しました。その中には「黄昏迫る人生を、今日も明日もアッケラカン。老後はサスペンス、足は弱り目はかすむ、これぞ老後のお楽しみ。少年老い易く学ならず、まあいいとするか。人間一寸先は光です」などの言葉に集まった人たちはエールを送られているようでした。参加したみなさんは終演後には花みずきのみなさんとお礼を言い会話を楽しんでいました。「年取るのも悪くはないわね」と。
 最後にやなせたかし作詞「手にひらに太陽を」を振付入りで歌いました。
 朗読バラエティ花みずきは毎週2回倉吉市上灘コミュニティーセンターで練習しています。11月28日(土)には未来中心小ホールで「くらよし迷画コレクション26」を開催、毎回満員となる自主上映会が楽しみです。

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