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心があったかくなるお話でした   朗読バラエティ花みずき

2025年12月06日

 朗読バラエティ花みずき(代表遠藤玉恵さん)の公演が12月6日、鳥取県倉吉市のエースパック未来中心小ホールでありました。毎年開催されている公演を楽しみにしている方も多く今年も例年同様満席で、約2時間の熱演に大きな拍手が送られました。
 今公演は「マッチ売りのグランマたち」、いつもながら主役は地域のグランマ達。毎週2回、3時間の稽古を欠かしません。脚本・演出は倉吉市在住の青木勇嗣さん。グループの方々から出てくるアイデアを台本にまとめ一つの舞台に仕上げるおもしろさや大変さが目に浮かぶようです。
 「ささやかな炎が人々の心に平和のともしびをともす」の副題がついています。芝居冒頭のナレーションでは「マッチは生活のなかで活躍していたが忘れられた存在。でもライターやチャッカマンは味気ない。マッチは何とも言えない暖かな炎(ほむら)を醸し出す」。そんな芝居が4景に渡り演じられます。場所は花見潟、東郷池、橋津海岸と鳥取県中部でのお話に仕立てられています。
 第1景では、亡き兄への思いを綴っています。2021年の東京オリンピックの聖火ランナーに選ばれ練習を重ねる兄は沖に流される少女を助けようとして命を落とします。あれから60年、大好きな兄を忘れることができない妹(設定から70代と推定)はことあることに海岸を訪れ、兄に宛てた手紙を読みます。海が好きだった兄、沈む太陽、波の音に耳を傾け、兄との二人のひとときを過ごします。そして岩の下に手紙をしまいます。兄弟愛をテーマにしたお話に会場のみなさんはしんみりとし、あたたかい気持ちになっていました。
 プロローグには鳥取のバレエ教室「リトルバレリーナ」のみなさんにマッチ売りの少女と妖精を演じていただきました。花みずきの世界に入っていく大切なところを担当する大きな存在でした。
 毎年公演を続ける朗読バラエティ花みずきのみなさん、「来年はなにかなあ」と楽しみにする観客と一緒に作り上げる舞台でした。

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