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姫柿盆栽展示会開催   鳥取姫柿愛好会

2025年11月02日

 鳥取姫柿愛好会(会長奥田啓一さん)主催の第16回姫柿盆栽展示会が11月1日から3日まで、鳥取市のとりぎん文化会館で開催されました。
 姫柿はミニトマトより小さめの実で赤や黄色、橙色等、形は長実、丸実など様々で、この多様さが盆栽として人気の理由です。
 姫柿(老爺柿、老鴉柿)には雄木と雌木があり、交配して実が生ります。良く見られる柿は一本の木に雌花と雄花があり実が生りますが姫柿は2本必要です。会員が育てた30㎝ほどの苗木を無料で配布しており、会員が丁寧に育て方を説明していました。
 姫柿は約100種類あるそうで、秋茜、紅真珠、曙、紅多福など、実の色や形の特徴を表した名称が、命名者の姫柿に対する愛着を表していると感じました。
 会員の皆さんは種蒔きから姫柿を育てます。3月から4月に種を蒔くと梅雨の頃に芽が出て、水や肥料を欠かさず3、4年育てると実がつくそうです。水やりは毎日朝晩欠かさずにすることが必要です。暑かった今年の夏は昼間にも水やりをされたそうです。
 たくさんの花が咲き楽しみにしていると全く実が生らないこともあるそうで、「せめて一つでも」と残念そうに話していました。会員が丹精込めて育てた40鉢余の盆栽を、来場者はじっと見つめて楽しんでいました。
写真の説明:1枚目は右から会長の奥田さん、前会長の五百川さん、網浜さんです。

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