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想い出の帯が生まれ変わる喜び   グループさくら

2025年10月12日

 思い出のつまった帯だけどタンスに眠ったまま、そんな帯をアート作品に蘇らせる活動をしている「グループさくら(代表山根政惠さん)」の帯アート教室が10月12日、鳥取県倉吉市昭和町公民館でありました。
 公民館女性部の田中みえ子さんが八頭町芸術文化交流プラザで開催された帯アート展をご覧になったのがきっかけで「こんな素晴らしいアート作品になるのは驚き、みんなに体験してもらいた」と山根代表にお願いし開催することになりました。
 12名の参加者は、長らくタンスに眠っていた帯や帯揚げ、帯締めを持参、なかには数本持ってこられた方もいました。制作の指導をしていただくのは代表の山根さんと樹脂粘土人形制作も手掛ける山根教子さんです。
 みなさんが選んだ作品は鶴とタペストリーですが、どこから始めればよいのか、出来上がった作品を見ても、とんと分かりません。「先生がいないと無理だわ」と、一つ一つ手ほどきを受けながら進めていきました。鶴の口ばしを折る、羽は蛇腹におりますが、紐や輪ゴム、大きなクリップを使った丁寧な作業が必要です。
 帯や帯締めの鮮やかな柄と裏の無地をどう作品に生かすかも苦心のしどころです。けっこうな力仕事で、みなさんは汗をかきながら楽しみました。上手く作れたらみんなで拍手したり、参考にまわりの人たちの作り方を見たり、大きな声で笑ったりと楽しい帯アート教室でした。山根代表は「思い出の帯がアート作品になります。みなさんに喜んでいただいてよかったです」と満足気でした。
 できあがった作品は、11月初めに開催される倉吉市上灘地区の文化祭に出展予定で「たくさんの人に見てもらいたい」と話していました。
写真の説明:集合写真前列右から3人目が代表山根政恵さん、5人目が山根教子さんです。みなさんが制作された作品が後方に展示されています。

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