HOME | 活動紹介
2025年9月22日
鳥取県米子市を中心に活動する詩吟グループ「鳥取岳風会(会長福田岳扇さん)」の令和7年度吟詠発表会が9月21日、境港市文化ホールで開催されました。鳥取岳風会が運営する教場で詩吟を楽しむ人たちが成果を発表する温習会です。
第一部から第三部は独吟による発表で、無段~六段吟詠、奥伝~皆伝吟詠、準師範吟詠と位があがっていきます。長く詩吟に親しんでいる方は節回し、声量、声の張りと広がりは素人目にも違いが分かり、集まったみなさんは聞きほれていました。最初に吟じたのは小学校5年生の男子ですが、しっかりした独吟でお母さんはうれしそうに見ておられました。
第4部は各教場の歌謡吟や構成吟等です。夜見教場の「白鷺の城」、淀江教場の「青葉の笛」、南部教場の「ふるさと詩」などは、発表会のために稽古を積み重ねてきたことが見えるすばらしいものでした。岳風会としての発表は、構成吟「山陰の風雲児亀井茲矩」です。亀井茲矩(これのり)は鹿野城主として日光池や湖山池の干拓、大井出用水開削、御朱印船貿易、生姜栽培や海女漁、白兎神社創建などの国づくりに取り組み多くの功績を残しており、「茲矩公鹿野城奮戦図(山澤淳一)」「少林晩鐘(佛岳白妙和尚)」などの歌を構成して、茲矩の人間像を吟じて行きます。9名による高吟は迫力がありました。
第五部、六部は師範等による吟詠で、福田会長の「朗読吟 本能寺(頼山陽)」で締めくくりました。
今回の発表会では胸に「SIGIN」と入ったTシャツを着ておられる方がいました。「詩吟道としては和服で吟じるのが正式ですが、今年の暑さでそうも言っていられない」と作成されたそうです。詩吟は大きな声を出してストレス解消、腹式呼吸で健康維持・老化防止にも役立ちます。なにより楽しい仲間と上達する喜びを共有することができます。一緒に詩吟を楽しみたい方は福田会長(電話0859-29-2466)までお問い合わせください。
写真の説明:順に、記念撮影を終えた後に撮影、緊張が解けて笑顔が見えます。最初に吟じた小学校5年生の男の子、構成吟山陰の風雲児亀井茲矩、福田会長、最後の写真は鳥取岳風会会詩の吟譜です。五線譜で表すのではなくこのような記号で表します。