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鳥取愛あふれる一冊「鳥取あれこれ」発刊   地域研究家 内田克彦さん

2025年9月03日

 鳥取愛あふれる地域研究家内田克彦さんが、このたび「鳥取あれこれ」を発刊しました。
鳥取駅から県庁に向かう若桜街道にあった定有堂書店を懐かしく思い出される方も多いと思います。この書店が発行していた「音信不通」に、2016年から24年まで100回にわたって連載した原稿を、さらに調べて深めたり、県立図書館、県外の図書館等から借り出した資料をもとに書き足し、一冊にまとめたものです。
 第1章は「知られざる鳥取城の歴史」、鳥取県立図書館長であった浜崎洋三氏の講義や因幡民談記、定本鳥取城(山根幸恵編)、日本地名大辞典31鳥取県等々から、内田さんは鳥取城の起源を推論しています。
 第3章では「鳥取ゆかりの『日本最初の女性』たち」を紹介しています。日本最初の社会主義女性団体の設立世話人・女性で初のメーデー参加橋浦はる、日本最初の女性弁護士中田正子、日本最初の農村保健師吉田喜久代等、時代と共に人々の記憶から忘れ去られた偉人を発掘し、内田さんは講演会等でも紹介しています。
 第5章では初代国連大使澤田廉三を紹介しています。内田さんは「鳥取県を舞台に!歴史大河ドラマを推進する会」を設立し、その候補として澤田廉三を取り上げています。この取組のなかで片山長生さんが「愛郷 外交官澤田廉三の生涯」を著しています。同候補として童謡・唱歌赤とんぼを作詞した三木露風の母碧川かたを書いた「前進―[決定版]碧川かたの生涯」も読みごたえのある一冊です。
 この他にも、おそらく聞いたことのない鳥取県ゆかりの偉人を発掘しており、鳥取県を知るうえで貴重な一冊になっています。
 付録鳥取砂丘殺人事件は、推理小説で鳥取砂丘で殺人事件が起きたかを検証しており、内田さんの読書量には驚かされるばかりです。
書籍の紹介「鳥取あれこれ」小取舎 定価1100円
写真の説明:鳥取あれこれの表紙及び目次、内田克彦さんの写真は今年6月に開催された鳥取大学講義「鳥取の歴史・文化を盛り上げる喜び」の様子です。

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