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お父さんお母さん、子育て楽しんでね   朗読ボランティアしおさい

2025年7月03日

 子育て支援センターアトリエ・ラボ(鳥取県琴浦町)で7月3日、七夕会がありお父さんお母さんと子どもたちが「朗読ボランティア しおさい 代表真山昭子さん」の朗読の枠を超えたさまざまな演出を楽しみました。アトリエ・ラボは遊びやモノづくりを通して交流を深めながら子育ての情報交換をしたり学び合ったりする活動をしています。
 スライドを使ったお話から始まり、紙芝居「だるまさんが」は読み手の動きに大爆笑。「ちっちゃい豆ころころ」は赤ちゃんを膝に抱き、足の指を豆に見立てて引っ張ったり回してみたりと、我が子を愛でるお父さんお母さんの幸せそうな笑顔にあふれていました。
 メインイベントはおり姫と彦星のお話です。皆さんが衣装を着けてのお芝居は、膝に乗せたお子さんと一緒に体をゆすりながら楽しそうでした。琴やエレクトーン、太鼓なども使い、いろいろな工夫がありました。最後に、子育て中のお父さんお母さんを応援する紙吹雪クラッカーが参加した皆さんに降りかかるとうれしそうでした。
子育て支援センターですのでお子さんは3歳未満です。眠っている子や走り回っている子もいましたが、6か月の男の子は40分ほどの公演を最初から最後まで、時には体を揺すりながらずーと見ていました。
 参加したお母さんは「ここに来て、お母さんたちやアトリエ・ラボの職員さんとお話をするのが楽しみです」「分からないことや不安なことを教えてもらえます」と、核家族化が進む中で子育てに役立つ取り組みだということが分かりました。
 「しおさい」はこども園や小中学校での絵本や紙芝居の読み聞かせ、小学生を対象に琴浦町の史実に基づいた朗読劇の公演、大人も楽しめる古典落語などの活動をしています。また、高齢者や目の不自由な方に町広報誌を録音したテープを届ける取り組みを30年間続けています。毎年11月第2土曜日、今年は11月8日に琴浦町役場赤碕分庁舎で単独公演があります。毎年グレードアップする朗読ボランティアしおさいの舞台が楽しみです。

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