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しだれ桜の里の育成作業に汗を流す   しだれ桜の里を育てる会

2025年6月14日

 平成5年にオープンした鳥取県倉吉市伯耆しあわせの郷には約百本のしだれ桜が植樹されており、30年が経過して市民の憩いの場として親しまれています。毎年4月には「しだれ桜の里まつり」が開催され多くの人で賑わいます。
 6月14日にボランティアによるしだれ桜の育成作業を行いました。主催はしだれ桜の里を育てる会(会長森和美さん)です。「人の汗のしみ込んだ新しい名所づくり」です。当日はあいにくの雨模様でしたが集まった14人の皆さんで汗を流し作業をしました。
 まず、一本のしだれ桜の周りに集まり、樹木再生士さんから作業のコツを教わりました。「古い枝から新しい枝に更新するため、葉の付きが悪い枝を元から剪定ばさみでカットする。」「幹元にはヤゴやひこばえ、ツタがはえている。特にツタは木に悪影響を及ぼし見た目も悪いのでノコギリで根本から切る」など、細かく指導していただきました。
 その後いくつかのグループに分かれ園内に散らばり作業開始です。悩んだら樹木再生士の方に確認しながら進めます。なかには地面まで枝が付きそうな木もありますが、よく見ると枯れ枝も多く、剪定すると小奇麗に生まれ変わりました。皆さんの愛情がたっぷりこもった作業風景でした。しだれ桜の里を育てる会森和美会長も「どう切ればええのなかなあ」と悩みながら一緒に作業されました。
 少しだけかもしれませんが、倉吉の名所づくりに役立っているという満足感があふれていました。

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