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2024年10月30日
秋晴れのなか「寸劇:新小鴨歌合戦発表会」が10月30日、倉吉市さんさんプラザでありました。主催は小鴨シニアクラブ協議会(会長北村隆雄さん)、協賛は藤田学院鳥取看護大学・鳥取短期大学等です。
昨年10月の小鴨歌合戦発表会で寸劇のお披露目をし、今回はバージョンアップした楽しい創作劇でした。
同協議会はコロナの感染拡大で外出自粛が続く中「ハガキ出し運動」に取り組み、人との触れ合いを絶やさない、ハガキを書くことで脳トレ、ポストまで歩くことで運動不足解消、そして認知症予防と多くの効果が期待されることから大分、神奈川、東京などに広がっています。そして「ハガキ出し運動」から広がった取組に、小鴨地区住民向けの健康手帳の製作、フレイル予防に効果抜群の小鴨音頭三番の創作、創作民話小鴨歌合戦絵本発刊、創作劇上演など、アイデアが尽きることなく広がっています。
「小鴨歌合戦」はよもぎ団子を売るまるちゃんと芝居小屋の役者、人をだます古タヌキのほのぼのとした会話の連続です。思いっきり地元の方言に来場者は喝采の拍手と笑いで包まれました。今回新たに登場したキャラクター、キツネを演じたのは鳥取看護大学の小石真子さん、実は健康手帳を考案した先生です。ついに役者デビューを果たしました。
また、創作民話のキャラクターデザインを担当したかわにしよしとさんは「役者にはなれなかった」と笑わせました。「どのキャラクターも本人にそっくり」の言葉に会場は大爆笑、みんな知り合いだからこそのつながりを感じました。
このほか、小鴨音頭三番フレイル予防体操の座位編の発表や小鴨音頭手ぬぐいを使った体操、「むすんでひらいて」に合わせた手の体操・お口の体操、「あんたがた どこさ」の小鴨版など楽しい催しがたくさんありました。
小鴨シニアクラブ協議会は鳥取看護大学、鳥取短期大学と連携し活動しています。北村さんは「ばかばかしいことを真剣にやるのが小鴨シニアクラブ協議会のよいところ」、小石先生は「来年の企画を考えます、みなさんアンケートに書いてね」と、次は何が起こるのか楽しみです。
写真の説明:発表会の様子です。末尾写真は今回の発表会で来場者に配られた小鴨音頭手ぬぐいと創作民話小鴨歌合戦絵本です。