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惜しまれつつ幕を閉じた「つばき展」 鳥取椿の会

2024年4月06日

鳥取県東部のツバキ愛好家でつくる「鳥取椿(つばき)の会」(竹内功会長)が4月6日と7日の2日間、鳥取市文化センターで「第70回つばき展」を開催し、多数の盆栽愛好家や市民でにぎわいました。
会場には赤やピンク、黄、白など大小さまざまな花を咲かせた約100鉢のツバキが展示されました。県内で品種改良された「面影」や「久松白」、「因幡千代の春」などの品種を展示するコーナーが設けられたほか、水盤に花を浮かべた花水盤なども展示され、来場者は様々な趣の異なるツバキの魅力に見入っていた。また、椿苗の販売コーナーも設けられ、多くの人が買い求めていました。
「鳥取椿の会」は昭和27年の鳥取大火で被災した町を椿で飾り、人々に元気になってもらいたいとの思いから昭和29年から「つばき展」を開催してきましたが、会員の高齢化に伴い展示会の開催が難しくなり、今回で70年の歴史に幕を閉じることとなりました。
 鳥取市から訪れた来場者は「愛好家が丹精込めて育てただけあってまさに芸術品。毎年、楽しみにしていたが今回が最後になるのは残念。」と惜しんでいました。
「鳥取椿の会」の加藤和子さんは「これまでも何度かやめようと思ったことがあるが、70回の節目まではと会員とともに頑張ってきて有終の美を飾ることができた。これからも会の活動は続け、椿の魅力を伝えていきたい。」と語っていました。

会場入り口

会場の様子

鳥取にゆかりの椿

水盤に浮かべた椿

長年ありがとうございました

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