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健やかに育ってほしい 絵本「月のだんご」発刊   小鴨シニアクラブ協議会会長北村隆雄さん

2024年3月28日

 小鴨シニアクラブ協議会会長北村隆雄さんが、絵本「科学ファンタジー 月のだんご」を制作されました。子ども達が健やかに成長することを願い書き下ろされたものです。
 地球に住んでいるごんちゃんのところに、月のうさぎのさくらちゃんがやってきて、お米が欲しいと言います。さくらちゃんは「月には畑があって、アワ・キビ・豆・麦を作っているけど、お米は欲しいの」と、子どものごんちゃんにお願いするところから物語ははじまります。
 ごんちゃんはさくらちゃんの願いを叶えるため勉強しなきゃとやる気を出し続きます。
 北村さんは「小学生に読んでもらいたい絵本です。子ども達は、まずよく寝てたくさん遊ぶことが大切、そして疑問に感じたことは自ら調べて欲しい。そんな思いから難しいことも出てきます」と言います。
 月に関するいくつかのプロジェクトが日本で進んでいます。千葉大学は人類の居住範囲が月や宇宙空間へと広がる未来を見据え「宇宙園芸研究センター」を立ち上げ、月面農場実現に取り組んでいます。大林組は地球と宇宙の間をケーブルでつなぎ、電車で行くように気軽に宇宙への行き来が可能な「宇宙エレベーター」の研究を進めています。北村さんは「科学の進歩は目覚ましい。手塚治虫が描いた火の鳥の世界に通ずる挑戦がはじまっている」と言います。
 「この絵本はファンタジー、子ども達には未来を開拓してもらいたい。教育機関や企業の皆様も一緒に、この絵本を利用して子ども達を育ててほしい」と願っています。
 北村さんは、これまでにも絵本「創作民話小鴨歌合戦」の発刊や、ハガキ出し運動を題材にした「ちゃんぽんおじさん 地域おこし」「コロナに負けない新時代 ハガキ出し運動爆走中」、数冊のエッセイ集などを書いています。災害や紛争、コロナ感染などが広がる世界ですが、子ども達の健やかな成長を願っています。

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