2024年3月16日

　鳥取県三朝町の子どもたちが自然体験を通し学ぶＮＰＯ里山地域研究会主催「みささ青空体験塾」の閉塾式が3月16日、三朝町総合文化ホールでありました。体験塾は毎月開催され田植え体験やトレッキング、川遊びとＢＢＱ、竹林整備と飯ごう炊飯、稲刈り、花桃植栽などと研究会の方々の手づくりの体験を楽しく学びました。
　閉塾式でＮＰＯ理事長小椋千秋さんは１年の活動を振り返り、吉田定夫塾長は「つらいこともあったと思うが、耐える力やがんばる力が知らず知らずのうちについている」と感想を述べました。
　保護者や子ども達からは「家庭ではできない活動、懐かしい体験をありがとうございました」。子ども達からは「いちご狩りやリンゴ狩りがしたいな」など振り返りながら感謝の気持ちとリクエストがのべられました。
　続いて、原木シイタケ栽培の体験です。ＮＰＯの皆さんはシイタケ栽培をしている方も多く手慣れたものです。切り出してきたこならの木は子ども用に短めです。
　まず、原木に30ほどの穴を電気ドリルで開けますが、初めての体験に子ども達は興味津々、危ないのではしゃいだりはしませんが集中して作業をしました。次にしいたけの菌糸を栽培した駒菌を金づちで打ち込みました。植菌が終わった原木は、皆さんが持ち帰り家庭で育てます。家族でがんばった植菌作業、シイタケは食卓を色どり、楽しい団らんが目に浮かびます。
　写真の説明：閉塾式の集合写真、原木シイタケ植菌作業の様子、今年度の活動スナップ写真です。