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創作民話「小鴨歌合戦」紙芝居と絵本お披露目   小鴨シニアクラブ協議会

2023年12月15日

 小鴨シニアクラブ協議会(会長北村隆雄さん)がこの度、創作民話「小鴨歌合戦」の紙芝居と絵本を制作し12月15日、鳥取県倉吉市小鴨コミュニティーセンターでお披露目がありました。
 同協議会ではコロナの感染拡大で外出自粛が続く中、人とのふれあいがなくなり体を動かさずにいると認知症のおそれがあることから「ハガキ出し運動」を発案、ハガキを書くことで脳の活性化を促し、郵便ポストまで歩いて投函することで運動になると、大分県、神奈川県、東京都などから反響のお便りがあり全国に広がっています。
 ハガキ出し運動のなかでフレイル予防に役立つような取り組みを進めようと北村会長が、昭和40年代から小学校の運動会などで踊られる「小鴨音頭」に着目し3番の歌詞を作詞し、鳥取短期大学近藤剛教授が「10年は若返る」という振付を考案しました。昨年のことです。
 そして、小鴨音頭を題材に小鴨地域に誇りを持ち郷土愛を育み、子ども達も楽しめるものとして、今年10月に「寸劇:小鴨歌合戦」を制作し発表会があり、笑いと大きな拍手につつまれました。寸劇制作には鳥取看護大学土居裕美子教授が協力しており、大学・短期大学の協力により、この取り組みは大きく発展してきました。
 「小鴨歌合戦」は、小鴨名物よもぎ団子を売るまるちゃんと人をだます古だぬきとが、小鴨音頭と証城寺で歌合戦、引き分けとなりますが古だぬきは改心し仲良くなります。「団子うまいな」と喜ぶ古だぬき、小鴨音頭とよもぎ団子は名物として広がったという創作民話です。
 お披露目会は、紙芝居を同協議会北村仁美さんが読みました。太鼓をたたいたり歌を歌ったりで楽しい紙芝居でした。作・構成は北村会長、キャラデザインはかわにしよしとさん。小鴨名物「小鴨音頭」と「よもぎ団子」がみなさんに愛されるといいですね。
写真の説明:3名は右からかわにしよしとさん、北村会長、北村仁美さん、絵本、お披露目会の様子です。

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