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華やかな帯アート展開催   グループさくら

2023年12月02日

華やかな帯アート展開催   グループさくら

2023年12月2日
 思い入れのある帯だけどタンスに眠ったまま。そんな帯をアートとして蘇らせる「グループさくら(代表山根政恵さん)」の帯アート展が12月2日から10日まで、兵庫県新温泉町民センターで開催されています。グループのモットーは「思い入れのある帯に、はさみを入れない」です。芸術作品である帯にはさみを入れるのは忍びないそうです。
 今回の帯アート展には会員5名が作成した120点が出品されていますが、鶴や亀の置物、兜、蝶、壁掛けなどに作り上げられ、自宅やお店のディスプレイとして際立ちます。
 帯には様々な模様や色があり「帯の特長を生かしながら生まれ変わらせる。それが大きな楽しみです」と、山根教子さんは帯アートの魅力を語っていました。
 作品づくりに苦心することは「帯の模様を活かすこと。例えば鶴の羽を中心に据えようとした場合に、どのように帯を折り込むか」「余すことなく帯を使いつくすには、どんな作品が考えられるか」など、創作意欲が湧いてくると言われます。
 作品を見ただけでは制作工程が分かりませんが山根さんは「意外と簡単ですよ。どんな作品にするかは帯が教えてくれる」と言います。
 今回の帯アート展を企画した新温泉町教育委員会重本ゆかりさんは大の着物好きで、山根さんとの着物や帯のお話は尽きることなく続き、帯アートに強い関心をお持ちでした。
 帯アート展は12月10日まで開催されています。鑑賞いただき、タンスに眠っている帯を改めて見直し、アート作品に仕上げてみてはどうでしょうか。
 写真の説明:写真のお二人はグループさくら山根教子さん(右)と新温泉町重本ゆかりさん、晴れやかな展示会の様子です。

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