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楽しく介護予防を学びました   のばなの会

2023年10月24日

 鳥取県若桜町の健康福祉大会が10月24日、若桜町公民館であり、認知症予防に取り組むのばなの会(代表荻原元春さん)が、歌と体操で健康づくりを地域の高齢者に指導しました。
 のばなの会は心と体の健康づくりを目指して、介護予防指導士や食生活改善指導員、ドッグトレーナーなどで平成27年につくったもので、コロナ禍前は年間50~70回活動、鳥取県内や岡山県、兵庫県、長野県などの老人福祉施設や敬老会、サロン、病院の緩和ケア病棟などを訪ねて活動しています。
 この日の健康福祉大会では、荻原さんが“幸せなら手を叩こう”をギター演奏しながら、手を叩く、足をならす、肩をたたくなどの動作を参加者と一緒にやり、心と体をリラックスしていきます。西田清美さんは高齢者のみなさんの動きをフォローします。
 この他に“上を向いて歩こう”“高原列車は行く”などをギターとハモニカで演奏し合唱しました。「楽しく歌うことはすばらしいこと、それに歌うと唾液がよく出て健康にもいい」とおっしゃっていました。
 次に西田さんが介護予防体操を指導しましたが、ポイントは「血液を心臓に戻すこと、全てゆっくり、無理をせず続けることが大切」と説明しました。朝、目覚めたら寝転がったまま「グー、パー」を繰り返す。「息を吸いながら肩を上げ、吐きながら落とす」など、5分程度すると、確実に効果が表れると言われます。
 このほかにイスに座り片方の腿を上げ、ゆっくり落とす。上げた状態で5秒間キープするなど、どの体操も簡単ですが、一通り実践すると体が温まり、気持ちよくなりました。
 約40人の参加者のみなさんは、歌い、体を動かし楽しく、ためになるひと時を過ごしました。
 お二人は厚生労働省認知症サポーターキャラバンメイト有資格者で、荻原さんは介護予防指導士など、西田さんは現役の介護福祉士などの資格をもつ専門家です。楽しく介護予防に役立つ講座でした。

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