とっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」
0857-59-6336
お問合せ お気に入り

HOME活動紹介

穏やかな秋晴れ 稲刈りと芋掘りを体験   NPO里山地域研究会

2023年10月07日

 鳥取県三朝町小河内で10月7日、「みささ青空体験塾」の稲刈りとサツマイモ堀り体験がありました。主催するNPO里山地域研究会(理事長小椋千秋さん)は毎月、三朝町の小学生を対象に自然を活かした体験活動をしています。
 まず稲刈りですが5月に子どもたちが田植えをし、みささ青空体験塾の吉田塾長が丹精込めて育てた「きぬむすめ」を鋸鎌(のこがま)で刈りました。保護者のみなさんも「鎌を使った稲刈りはしたことがない」というなかで、子どもたちは見様見真似で上手に作業をしていました。ボランティア参加の鳥取看護大学の5名の学生も初めての体験に楽しそうでした。千羽扱きを使った脱穀作業では興味津々で親子が見ていました。
 猛暑の夏が終わり柔らかな風が吹く秋晴れのなか、子どもたちは競争したり、バッタを追いかけたり、ねずみを見つけて集まったりと初めての体験に興奮気味でした。
 そのあとは芋掘り体験です。まず、NPOのみなさんが茂っている葉や茎を刈り取り芋掘りがしやすい様に準備し、子どもたちが素手で掘り始めました。大きい芋を見つけた子どもは大歓声、顔よりも格段に大きい初めて見るようなサツマイモを堀りあげ大はしゃぎ、掘った芋をお土産にいただきました。収穫の経験は最高です。
 稲刈りと芋掘り後の昼食は定番となった新米のご飯と豚汁です。田んぼでお昼をいただく初めての経験に鳥取看護大学の学生さんは「今日は一日中初めての体験尽くしでした。毎月イベントをしているNPOのみなさんと話ができたことも貴重な体験になりました」と言っていました。
 保護者のみなさんは「一年を通していろんな体験をさせてもらっています」「親子が楽しめる大切なイベントです」と口々にお世話していただいたNPO里山地域研究会のみなさんに感謝していました。

一覧に戻る