とっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」
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とっとりいきいきシニアバンク生涯現役まつり開催   ②笑劇座公演 新作「米子はぐれ鳥」

2023年9月17日

 笑劇座は平成15年に結成され、福祉施設での公演や単独公演等の活動により、米子ではおなじみの劇団です。六代目桂文吾さんが座長を務め、このたびの「米子はぐれ鳥」は生涯現役まつりのために書き下ろしていただきました。平均年齢70台中盤の役者のみなさんは、4月から毎週の稽古に励みこの舞台に臨みました。
 あらすじ)お島は両替屋徳兵の世話で呉服屋の養子になった源太に会うため妹お袖と米子のまちを訪れる。まず、徳兵の家を訪ねてみると今は宮川一家の親分になって悪事を働いている様子です。源太は徳兵の子分になっていたが「八つの時に、盗賊に入られて両親が殺された」ことをお島に話す。お島は、この源太が自分の子だと確信するが源太には真実は分からない。徳兵に聞いても知らぬ存ぜぬで埒が明かない。そこに徳兵の女房が現れ「呉服屋泉屋に源太を売り渡したこと、泉屋に大金があると睨み盗賊に入り夫婦を殺したこと」を打ち明ける。この話を陰で聞いていた源太は泉屋の親の仇を打つため徳兵を殺めてしまう。
 お梅に息子だと名乗るよう諭される源太だったが、「凶状持ちとなっては、名乗れば産みの親や妹に迷惑がかかる」と名乗らぬまま自首することとする。「自首をすれば少しは罪も軽くなり、早く帰れることもできるかもしれません。そうすりゃ親子が名乗りあえることもできます。今は一羽のはぐれ鳥。女将さん、後のことは頼みましたよ」と言い、お梅と妹お袖を残し去っていく。
 会場には多くの文吾ファン、笑劇座ファンがつめかけ芝居を楽しんでいました。終演後には楽屋を訪れ、笑劇座公演の喜びや久々の再会に時間を忘れて話が弾んでいました。「やり切った」と満足の表情があふれる役者の皆さん。笑劇座公演、大成功でした。
 ③歴史大河ドラマ候補選考会の様子はまもなく報告します。

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