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2023年7月31日
鳥取県南部町天萬庁舎で7月31日、8年目になる「こども短歌教室~カンタンタンカ~楽な気持ちで楽しもう~」がありました。講師は鳥取県歌人会顧問の倉益敬さんです。
参加者は小学生10名で、第29回大伴家持大賞、第12回山上憶良短歌賞ほか2つの短歌賞に応募します。前回のこども短歌教室で短歌の詠み方や各短歌賞でのテーマなどを学び、各自4作品をつくり集まりました。
この日は、子供たちが詠んだ歌を倉益さんが一つ一つ吟味していきますが、「『前』はいつのことか」や「誰としたの」など、具体的な出来事を確認し短歌らしく仕上がっていきます。詠めなくて考え込んでいる子もいますが、南部町公民館長野口高幸さんが優しく励ましながらアドバイスし完成させました。お二人の絶妙なアドバイスにより、応募作品が仕上がりました。
野口さんは「子供たちには、やらせられている感じがなく、倉益さんの指導により短歌らしくなるので達成感がある」と話しました。倉益さんは「結果がでないとつまらない。昨年は知事賞を受賞できた。毎年のように入賞者が出ており短歌賞への応募が励みになっている。成功体験は早くすることが大切です」と話しました。
来年の短歌教室にも参加するという子どももおり、小学生から短歌を詠む機会に恵まれた子供たちは幸せだと感じました。