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涼しさを感じる山野草 四季折々の表情を見せます   鳥取山草同好会

2023年7月05日

 山野草の愛好家でつくる「鳥取山草同好会」(代表田中則夫さん)の「納涼山野草展」が7月5日から7日まで、鳥取市のパレットとっとり市民交流ホールで開催されています。
 会員のみなさんが丹精込めて育てている約90点が出展され、一服の涼感に包まれました。
 夏の山野草の特徴は「派手さはないが葉色はおしとやか、趣がある」と田中さんは話します。ギボシやフウチソウが代表的で若葉色の葉は涼しさを感じさせ一点一点を鑑賞しながら感想を交わし、デジカメやスマホで記念に撮る人も多く見受けられました。
 苔玉講習会はギボシです。葉色や形状が異なり、なかには斑入りのものもあり参加した15名の方々は好みのギボシを前に教えていただきながら挑戦しました。土は珪藻土に刻んだ苔、赤玉土微粒を混ぜたものを使用。苔は枯れた間伐材に生える虫のいないものを使います が「苔は販売されておらず、今日のために集めるのが大変だった」そうです。
祖父、父親が植物好きで幼少期から山野草に関心のあった田中さんは、『鹿害で絶滅危惧種になったレンゲショウマ』を出展、5年ものだそうです。「最近は種や挿木から育てることも珍しくない」そうです。
会場で配布されたパンフレットには梅雨時期の水やりについて「旺盛に育った葉が傘となって雨水だけでは根土まで届かない」こともあり「鉢穴から水が流れ出すのを確認するまで与える」とありました。みなさんご注意を。
写真の説明:苔玉講習会での田中代表、山野草展の様子、苔玉講習会の様子です。

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