2023年6月24日

　一昨年お亡くなりになった指画家濱田珠鳳さんの遺作展が6月23日から7月4日まで、鳥取県米子市美術館で開催されています。
　24日は開館から多くの方が駆け付け、珠鳳さんのお人柄を偲びながら作品を鑑賞されていました。なかには東京、九州、四国、茨城から訪れたファンの方々もあり熱心に見入っていました。
「龍を描く女」の異名が示すとおり国内の主な奉納・収蔵先の寺社に20作品（会場配布のパンフレットより）の龍画を納め、海外では米国ホワイトハウスをはじめ中国、韓国、ブータン、インド、ドバイ、タイなどに奉納されています。
　珠鳳さんは指画教室や小学校での授業をはじめイベントでも実演され指画の魅力を多くの人たちに伝えておられました。お人柄に触れ珠鳳さんのファンになった方も多いと思います。
　遺作展の主催は遺作展実行委員会、アトリエ寶珠庵。実行委員長の濵田典宏さんは「母の遺作展開催の要望がたくさん寄せられ、皆様への報告と感謝の気持ち」で開催することとされたそうです。
　代表作の龍画をはじめ牡丹や鶴、葡萄など多くの作品を多くに皆さんにご覧いただけたらと思います。
　写真の説明：濵田典宏さんと会場看板、遺作展の様子です。
　＊濵田珠鳳さんはとっとりいきいきシニアバンクに登録いただき取材等でお世話になり、このたびの遺作展を拝見し投稿させていただきました。