2022年10月01日

　10月１日、鳥取県三朝町小河内で「みささ青空体験塾」稲刈りとサツマイモ掘り体験がありました。主催はＮＰＯ里山地域研究会（理事長田栗泰典さん）、体験塾塾長は吉田定夫さんです。
　５月に子どもたちが田植えをし、吉田塾長夫妻が丹精込めて育てた「きぬむすめ」です。一人ひとりに真新しい鎌がわたされ一株づつ丁寧に刈り取っていきます。昨年に経験した子どもも多く手慣れたものです。競うようにはしゃぎながら作業をする子どももいれば、一人黙々と刈るこもいます。晴天で汗ばむような陽気のなかで上着を脱ぎ、田んぼは子どもたちの歓声で包まれました。
　次は10分ほど山道の上ったところにある吉田さんの芋畑で収穫体験です。まず、保護者やNPOのみなさんがつるを切り子どもたちが素手で芋掘りをはじめました。大きな芋がごろごろあらわれ、ポーズをとって記念撮影。ひとり10個ほどに分配された重いビニール袋を満面の笑みで抱えていました。
　その後、ハデのある田んぼで新米と豚汁の昼ご飯、労働のあとのご褒美です。働いた後に田んぼで昼食、今ではなかなか機会のない体験でした。「ほんと三朝はいいところ」「毎月準備・運営されるNPOのみなさんには感謝です」と口々に話している保護者のみなさん。収穫祭の楽しい一日でした。